セキュリティへの過信ってどうなのよ

何のためのマジコン販売禁止なのだろうか - wiseler : WAR IS PEACE

一方で、マジコン販売禁止はアマチュア開発者への死刑宣告と同様の意味を持ちます。マジコンが無ければ彼らが自主制作ソフトを実機で動作させる手段がなくなってしまいます。彼らは全力で抵抗するでしょう。

マジコンでの開発はゲーム業界の人がやっているのを見た事があるが、それ以外で見た事がない。これは僕の観測範囲の問題なのだろうか?とあるフォーラムでは活発なやり取りがなされているのだろうか?
現在ではXNAのようなゲーム開発環境がアマチュアへも公開されている。わざわざマジコンに頼るメリットも思い浮かばないが、どうだろう。

セキュリティについて

しかしSteamの登場により状況は一変しました。SteamはPCゲームのインターネット配信を行うソフトウェアで、自身がPCゲーム開発会社であるValveによって運営されています。Steamは一種のDRMのようにゲームの管理を一元化し、不正を検知した場合にはそれまで入手したゲームすべてが凍結されるという不正コピー対策により一躍有名となりました。(略) 先日にはスクウェア・エニックスもSteamへ参入しました。今後も新たなる日本企業の参入が望まれています。

こういうセキュリティに関してはイタチごっこなのは経験的に明らかで、どんなに画期的に見えてもそのうち破られる。それは歴史的にも明らかだ。
Steamへの過信が、あるときごっそりISOが抜かれているという事態になることも、可能性はゼロでもない。


サイモン・シンの暗号解読を読んでいたが、僕もヴィジュネル式~エニグマの暗号なんてのは絶対に破られないような気がした。が、文字の出現頻度の統計的な解析、そしてコンピュータの父アラン・チューリングによるエニグマ解析機なんてのは度肝を抜かれたものだった。

暗号解読(上) (新潮文庫)

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