Twitterはじめて一年たったけど、(たぶん)人生変わった

21世紀の平成21年に、21歳になりました。ブラックジャックな感じ。

D

twitterはじめてから人生が変わりました!

@mizchi
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Favorite 約5000?
被Favorite 18978

2009/5/3 現在

自分でいうのもアレだが、かなり上位のヘヴィユーザーだろう。
気づいたら50000以上の発言をもポストもしていた。これだと一日平均約140ポストしていることになる。一日16時間活動しているとして、10分に一度の頻度だ。


で、Twiter上で暴れまくったせいか、今日の誕生日は、Twitterで沢山の人に祝ってもらったりして、今までになく大量のリプライを貰った。その数なんと100人超。ありがたや。

140文字に収まらないから、リプライについったー部の日記使うことに。こんなことはじめてだ。


そのメッセージを見返しながら、「そういえば、僕とTwitterってどういう関係なんだろうな」ということを考えていた。それでこんな日記を書き始める。
本当は今日は、~/.emacs.elの編集過程でも載せるつもりだっただけど、それはまた今度にして、自分とTwitterの関係を見つめ直す。

Twitterを特集した一昨日のNHKの放送。そういえばこんな放送もあったねー。@akillerさんかっこいい!

ネト充達の一つの最果て

去年もTwitterに誕生日を報告したんだけど、今日ほど盛り上がったりしなかった。当たり前だ。あのときはまだTwitterは始めたばっかり大学に入学直後の新生活に忙殺されていた時期だった。僕は元々、小学生の頃からゲームの裏ワザ調べたりするのにインターネットやってたんだけど、中学高校と進学校にいたせいかそこまでネットに入り浸る時間はなかった。同世代の中じゃちょっと詳しいぐらいだったけど、そんなの小手先の知識でしかないわけでさ。

mizchi:小学生の時はインターネットで遊び回っていたのだけど、一応中高では進学校に所属していて親や先生が勉強しろとPCを全然触らせてくれなかったので、大学に入学してから勉強した分しかプラグラムの知識がない。ガチで弄り続けてきた同世代が凄い。それが悔しい。
Twitter / みずち

Twitterのポストより。これが本音。ただ、自分が自由に使えるPCが与えられて尚、ちゃんと勉強できて大学入れたかというと微妙なワケだけども
まあともかく、Twitterには僕がこうなりたいと思っていた人が沢山いた。その人達に、羨望と嫉妬を覚えるのは、今でも変わらない。
情報科の授業を受けているけれど、やっぱりこの分野はまだ洗練されていないと感じる。ギークなんてのは今のところ、自然発生するしかない。


□ゆるりとした繋がりの輪

今現在Twitterで実現される関係性は、一つの刹那的な奇跡かもしれない
どの時代も、ホットなサービスの形態があって、そして廃れていく。かつてのニフティ掲示板、個人サイト、テキストサイト、ニュースサイト。


Twitterをはじめて、だいたい一年たった。どんどんフォロー増やした。面白い事を言ってる人の、その付近で楽しそうな人達をどんどんフォローしていった。
オフにも積極的に参加した。都心にアクセスできるというメリットを可能な限り生かした。人見知りもしなくなった。お酒もたくさん飲ませてもらった。


で、そんなこんなやってるうちに、ふと思いたってTwitterのノウハウみたいな何かをまとめて、増田に記事にして投げたらホッテントリになって焦って身長5cm伸びた。

この記事僕が書いたんだぜ!と自慢させてくださいw このブログでホッテントリ取った事はないけど、増田なら2(ry


僕はTwitterのタイムライン上ではかなり適当に振る舞ってるけど、それがとっても楽で、そしてそれなりに許される。この距離感は今のところTwitterでしか味わえないし、Twitterでもこれから先失われるものなのかもしれない。でも、だからこそか、僕はこの時代に、このサービスに居合わせて本当によかったと思っている。はてなの殺伐とした馴れ合いでもなく、2chのような匿名の暴力でもなく、ゆるりとした、この繋がりの輪に。


内輪かもしれない。そりゃ、ある程度内輪にならざるを得ない。ひろゆきもコミュニティの内輪性がコンテンツを面白くすると言っていて、僕もやっぱりそう思うのだ。


Twitterにいる人の多くは、mixiの閉ざされた環境が肌に合わず、悪くいえばmixiから追い出された人も多いように感じる。更新頻度がリアル準拠なmixiだと、ヘヴィユーザーには物足りないし、しかしスパムが横行したせいで皆守りが堅い。だけどもユーザーの質が高いとはいえない。そもそも今のmixiはケータイ文化の延長にあって肌が違う。


Twitterはまだしばらくブームになり続けるだろう。僕がそう思う理由の一つは、「フォロイングで自分が好きな人だけの発言を追える」というシステムがあるからという点にある。
リムーブすることで感じる苦痛が比較的少ないので、ニッチになりサービス全体のユーザーの質が低下しても、コアユーザーが自分でクオリティが高いユーザーを抽出してれば、クオリティは維持できる。彼らが離れていくのはまだ先だろう。
他に、もっと面白いサービスが出来たら別だろうけどね。


モチベーションを産む原動力として

たくさんの人と出会った。こんなにも面白い人が、自分の知らなかった世界にいて、そしてそこに少しでもコミットできたことが嬉しかった。
こうなりたいと思える人も、たくさんいる。彼らのようになれるよう今の僕が努力しているかはわからないが、少なくとも、今の僕を支えるモチベーションとして大きな位置を占めている。


僕は大学の二年生なのだけど、身の回りの学部一二年の人ってやっぱり「とりあえず卒業できればいいや」っていう、適当な人間が多くて、それはそれで、学生の在り方としてアリだとは思っているのだけど、「大学生ってそれだけじゃない!」と教えてくれたのがTwitterだった。

研究の前線で、イキイキとして実験してる人達の姿が、どれだけ僕に希望を与えただろう。とくに、ハチロク世代の人達が今ちょうど院生になのだけど、彼らの動向ずっとチェックしている。世代的に近いので(僕は'88だ)よく絡む事が多い。彼らと話すと、普通に生活していると知る事ができない「研究者としての学生」の姿を知る事ができる。そしてまだ年齢も近いので、自分の居間の立ち位置と若干被りつつ、「自分の可能性の延長の一つ」としての姿で推し量る事が出来る。彼らの存在を知った事が、就職でなく研究志望の僕にとっては一番の収穫だった。

「ハチロク世代」がIT業界を変える日 − @IT自分戦略研究所


このブログ、最初はもっと適当だったんだけど、この記事にでも出てるid:HashさんにTwitter(@T_Hash)で煽られて、真面目に書くようになった。人気記事の分析をして、その構造を真似を始めた。一年間ほどずっとはてなホッテントリを読み続けたおかげで、少しはできるようになってきた気がする。内容が伴わないのはとかく。
Hash先生(と勝手に読んでいる)のように、自己研鑽の場としてブログを書く事を知った。それも大きい。


そうそう、ブログを書くときに役に立つのが、Twitterのログだ。散漫なポストはセルフブレインストーミングのようなもの。一定の方向性を持つポストを集めて、再編集する。
ここにTwitterのログを転載するだけだと味気ないのだが、編集しなおせばすごく面白いネタになることもあるのだ。


反省点とこれから

ただ、Twitterが充実したことで、大学のサークルと疎遠になってしまったのが、去年の反省すべき点だろう。
去年の僕は、リアルな意味では本当に「リア貧」だった。ネットばかりの関係が肥大化して、疎かにしていた。
大学内では友達は多い方じゃないかと思っているけど、浅く広いだけなのだ。もっとローカルに根ざした密な人間を関係もなけりゃならない。


「今年はもうちょっとリアルの方も」、そんなわけで、今年からフリーペーパー作るサークルに所属している。
やっていることはといえば、サークルのHP用にwordpressいじいじしてることぐらいだけどさ!それもいいか。部室に無線LANが引いてあるので入り浸っている。


リアルも充実させつつ、毎週のように秋葉原のリナカフェに行ったり毒にもクスリにもならないようなオフに参加する。それは変わらない。
それはそれで、すごく「充実」した生活だと思うんだ。