大学をサボってFF13プレイしていた


大学放置でFFをやっていた。全体チャートを見る限り、半分を超したぐらいです。
おもいつく限りファーストンプレッション、というか悪口になりそうだけど、FFシリーズだから厳しくみられても仕方ないね。

システム

最初の4時間は連打ゲーだが、オプティマが使えるようになると一気に増えるので、レビューするにはせめてそこまではプレーしてもらいたい。
オプティマを手に入れるまでが妙に長いのはシナリオの都合なんだろうけど、それにしても、そこに至るまでひどいぐらいの連打ゲーなのでひどい。


おそらく最終形のシステムからシナリオをさかのぼるにつれて引き算で機能を削ってるので、最初の方はやれることが少なくて単調。
しかし次に何ができるようになるか、ユーザー側から見通しが立たないので、「もしかしてこのゲームでできることはこの程度で終わりなんじゃ...」という不安感に苛まれることになる。
レベルアップに関してはかなり調整してるようだが、ユーザーの可能性を狭める方に調整してあるので、なんだか妙な閉塞感を感じる。万人受けする作品を作ろうとすると仕方ないことなのかなぁ。


戦闘システムはFF13ガンビットをプリセットに詰め込んでプリセット単位で切り替えられるようにした感じ。AIは積極的に弱点を突いたりはしてくれない。

シナリオ

とにかく一本道。冒険してる感じはまったくない。5分歩いてはイベント、15分おきに中ボス、一時間程度でボス。
ダンジョンに潜ってアイテムを、とかそんなことは考えない方がいい。マップデザインが非常に稚拙。これもグラフィックに悪い意味で引きずられている。
スノウ絡みのシナリオは野村の気持ち悪いところが全面に押し出されているので、正直吐き気がする。昔のスクウェアはハリウッドを目指してたようですが、今回は連ドラ風。誰得。
ぶっちゃけ、開発スタッフはムービー見てもらうことしか考えてないんじゃないか。いや、ムービーは綺麗ですけどね。そりゃあ綺麗でしょうよ。

難易度

全体的にサクサクいける、と思ったらオーディンが案外強いので、最初につまるとしたここ。バトル開始時の猛攻を防いで、プロテスかけてから魔法を連発しましょう。
プレーヤーキャラが死ぬと問答無用で全滅なので、HPを見落として死んでしまうことがある。まあ、すぐリトライできるゆとり仕様なので細かくオプティマを調整してたら詰まることはない。


総評

FFブランドだと思わなければそこそこな作品。だけど、どう甘く見ても39/40なんて点数がつく作品じゃあない。30点がせいぜい。
一通りやったら売ろうと思ってたんだけど、それは後半のやりこみの量と質次第です。どうなることやら。