卒論について本気だして考える服がない
うちの学部では3年の夏休みで卒論のテーマを決定し、始動しはじめないといけない
が、正直まだ何も思いついてない。そこに内田先生のこんな記事が、はてブで目についた。
学術の世界では「プライオリティ」(先取権)というものが重く見られます。
「まだ誰もそのことを言っていないこと」を言うことに、それにのみ学者の栄光は存します。
他の人がすでに発見し、理論化し、本に書き、世間周知のことを、こちょこちょと糊と鋏で切り貼りして、「これが私の論文です」といばってみても「バカ」だと思われるだけです。
新規性、ちょっと小手先のあれこれが上手くても辿り着けない世界。
はたして自分は何ができる? この世界の何で一番になれる可能性があるだろう?
学部3年の夏、就活していない僕には、テーマを決めるのはちょっとした覚悟がいる。
教授には、ここかはわからないけど、院に行きますとは宣言している。だからあと四年は付き合う分野をどう決めるかは、とても難しい。ここかはわからないけど、というのは、最終的にどこに進んでもいいようにするための、最後の防波堤だ。
研究室の方向性、教授や院生のサポートできる分野、機材、その他もろもろの縛りがあって、そして自分の適性がどこに向くか。
この夏休みはそれを考える期間にしたい。まあ、せざるを得ないのだけど。
卒論といえば、やっぱこの記事だよなー
やればできる卒論の書き方
卒論とは?
* 他人の真似ではないアイデアが、
* それが理論的に可能である理由、
* やってみた証拠、
* どんなふうに役に立つか、とともに記述されている、組織立った文書。
論文を読んだ量が圧倒的に足りない。どのジャンルに突っ込むかの予定すらままならない。テーマ発表の9月の合宿までにどうにかしなければ。
それでは、よい夏休みを!